志望理由

【最重要】説得力のある志望理由の作り方

【最重要】全ての基本となる志望理由

ここでは、全ての基礎となる志望理由の作り方を、私の経験から感じたことも合わせ、みなさんにお伝えしたいと思います。


私は銀行に通いながら、仕事終わりに公務員予備校にも通っていました。そこでプロから直々に指導を受けてきました。加えて4年間で多数の公務員用の書籍も読み込んでおり、それなりの知識も身に付きました。


そして、実際に市役所で働く中で、上司に元人事課の方がおられたため、その方の話も参考にしつつ、志望動機の作り方を解説していきたいと思います。


※志望動機は最重要にして最難関です。
ここでコケると、面接が全てが台無しになるレベルなので、最も力を入れて作成していく必要があります。


ダメな志望理由の作り方について

まずは、ダメな志望理由の作り方として代表的な要素を「3つ」紹介をしていきます。


まずポイントですが
①自治体を褒めるだけの志望理由
②公務員(市職員)になった後にやりたいことが不明確
③公務員(市役所)の役割を理解していない



これらはNGです。




まず①「自治体を褒めるだけの志望理由」の事例

〇〇市は地域資源が豊富で、充実した子育て支援があり、魅力に感じているため志望しました。このような志望理由を作ったとします。


これでは面接官に刺さる志望理由になっていません。褒めるだけで、志望する自治体で何がしたいのか具体性もなく、面接でも質問責めにされ、後々苦しむことになります。




続いて②「公務員(市職員)になった後にやりたいことが不明確」の事例

〇〇市をより住みやすい街にしたいと考えたため志望しました。このような志望理由を作ったとします。


この場合、街を暮らしやすくしたいなら、民間企業やNPO法人でもできるのでは?と思われてしまいます。


実はこれ、かなり重要でして、公務員だからこそ実現できる志望理由を作っていかなくてはなりません。後ほど解説します。




続いて最後
③「公務員(市役所)の役割を理解していない」の事例

〇〇市の生涯教育を充実させるため、学校を開校し、住民満足度の向上に努めたい。例えで書いてみましたが、このように、市役所の仕事とは的外れなことを志望理由にしてしまうと、面接で不利な状況に立たされてしまいます。


公務員は、私自身その立場になって思いましたが、良くも悪くも、縦割りでしっかりと仕事が分断されており、できること・できないことが明確にされています。


そのため、上記のような公務員の職務ではない的外れな志望理由を書いてしまうと修正が効かなくなり、面接で苦しみます。面接は志望理由をかなり深掘りされるため、相当な対策が必要です。


私は合格した市役所の、合計3回の面接の中で、志望理由関係の内容だけで質問を9回受けました。これほど志望理由は重要視されているということです。


それでは、どのようにすれば、面接官に突き刺さるオリジナルの志望理由が作れるのか、次にそれを解説していきます。

面接官に突き刺さる志望理由の作り方

それでは本題に入ります。ここでは面接官に突き刺さるように良い志望理由が作れるよう、私が作成した志望理由も紹介しながら、コツをお伝えしたいと思います。




主に重要ポイントは3つです
①公務員(市職員)の役割を理解している
②公務員(市職員)として実現したいことが明確

③実体験が含まれている


これらをしっかりと押さえて志望理由を考えていく必要があります。


市職員の場合は、前提として、市長が実現していきたいこと(公約など)を具体的に実現していく役割があります。


※1つ私が実践してきたポイントですが、もし、志望する自治体に「市長室便り」のようなサイトがあれば、その市がどんなことに力を入れているのか情報収集できます。


特定の限られた分野に絞って職務を行うのではなく、どんな部署でも、自分の能力を活かして役立てることを志望理由として考えていく必要があります。


※注意点
あまりにも特定の分野に志望理由を絞ってしまうと、面接官に、希望しない部署に行くと適応できないのでは?と思われてしまいます。ここを押さえておく必要もあります。


一方で、志望理由を考える際には、ある程度の分野を絞って考えていかなければ、悪い事例でも紹介したような、何をしたいかが分からない志望理由になってしまいます。

実際に私が考えた志望理由


ではどうすれば良いのか?参考までに、私が様々な方に添削をしてもらい、完成した志望理由を一部紹介します。


まず市役所指定の履歴書に記入した内容です。


 両親の仕事の関係で〇〇市職員と接する機会があり、職務内容を教えていただいたのがきっかけでした。
 〇〇市の職務は県域の連携中枢都市圏の中心として、他市と協力し、地方創生に携わることのできる、魅力ある職務だと感じました。
 私は、これまでの職務経験を活かし、多くの方と協力し、地域の賑わいを創出する力になりたいと考え、〇〇市を志望しました。


私が合格した市役所は志望理由を記入するスペースが非常に小さかったので、かなり書きたいことを絞って記入しました。


ですが、上記にも記入した重要ポイントをしっかりと意識して作成しました。実際に面接で話す際には、もう少し肉付けをし1分程度になるよう話をしました。


※面接で話す際には、履歴書に書いた内容を、そのまま暗記し話をするだけでは、面接官の評価UPには繋がりません。少し内容を膨らませて話をしていきましょう。


私は金融機関出身であることに関連づけ志望理由を作ったため、商工関係をきっかけに志望理由を話しました。


実際に話した内容がこちらです。

 私は現職で、法人先に訪問をしておりますが、ほとんどの先が人材不足で悩みを抱えている現状、地域の繋がりが薄れている現状を、目にしてきました。
 この様な現状をどうにうか改善できないか考えていた所、家族の仕事を〇〇市役所の職員の方に助けて頂いた機会があり、その際、市役所の職務に興味を持ち、職務内容を教えていただきました。

 お話を伺う中で、貴市役所の職務は、中枢都市の立場から、他市と協力し、多方面から地域課題解決に臨める、素晴らしい職務であることが分かり、〇〇市職員の立場で地域課題解決に努めたいと、強く考えました。
 
 私は持ち前の行動力を活かし、多くの人と協力しながら、地域の賑わいを創出する活動を、〇〇市役所で実現したいと考え志望させて頂きました。以上です。


このようにまとめ面接で話を行いました。


地元でもなく、この市の学校に通っていたわけでもなく、知り合いがいたわけでもありませんでしたが、接点が全くない中で一生懸命に志望理由を作りました。


私はある程度、商工関係に志望理由を絞り作りましたが、このブログを見てくださっているみなさんは、接点がある点から志望理由を作っていくとスムーズかと思います。


1つ注意点ですが、先ほどもブログに書いたように、志望理由を特定の分野に絞りすぎるのはNGです。


例えばこれは悪い例として、私が最初に考えた志望理由の一部です。


 〇〇市は地域資源が大変豊富であり、県内で最も素晴らしい街だと考えています。
 このような街を支えている地元企業を支援し、より財政基盤の強い街づくりを行いたいと考えています。
 私は、金融機関出身であることを活かし、商工振興課に勤務し、地元の企業を維持発展させていきたいと考え、〇〇市役所を志望しました。


改めて見ても、序盤は感想ですし、志望理由も商工振興課というワードも使われており、内容も限定されています。イマイチ何がしたいか相手に伝わりにくい文章になっていると思います。


この文章であれば、誰でも作れてしまいますよね。


特に転職者の立場であれば、必ず自身の体験を入れたほうが良いと思います。圧倒的に説得力が出るからです。


しかも、市役所は100以上部署もありますし、同僚も言っていましたが、部署異動となれば、もう転職と同然です。やってることは全く違います。


このようなことから、ある程度、志望理由に入れる分野は絞りつつ、絞りすぎないという観点で作っていく必要があります。


私の場合だと

財政基盤の強いまちづくり
    ↓
連携中枢都市圏として他市と協力できる


地域の企業支援をしたい
    ↓
多方面から地域課題解決に臨める


商工課に勤務し
    ↓
〇〇市職員の立場で地域課題解決に努めたい



このように、少し言い換えをして、特定の部署に限られなくても、自分自身がやりたいことはできる、ということが伝わるよう、自分なりに工夫をしました。


少しは参考になったでしょうか?


志望理由は唯一無二の、あなた自身しか作れないものを完成させる必要があります。ぜひ時間をかけて、じっくり考えてみてください!