志望理由

合否を分ける自己PRの作り方

自己PR
今まで、皆さんも考えられたことがあるのではないでしょうか?公務員試験の履歴書や面接でも、自己PRは非常に重要です。


本当に面接でも深く聞かれるため、全力で考えておかなければ合格を勝ち取るのは厳しくなると思います。


この記事が、あなたオリジナルの自己PRが作れるヒントになれば幸いです。

地方自治体の役割は何か?

まず最初に、地方自治体の役割にはどのような役割があるのか、参考までにいくつかご紹介します。


・住民票や保険証の発行
・補助金の審査、確認
・土地などの評価
・予算作成、会計検査
・工事などの契約書作成
・移住定住促進などのPR活動
・講師としての講演活動
・企業誘致活動
・税金滞納者との交渉
・イベントの調整、準備など・・・


私がすぐ思いつくだけでも、これだけの役割が思いつきました。
続いて例を上げていきます。


関係人口・交流人口拡大→移住定住の促進
人口減少社会において、関係人口や交流人口の拡大し、地域の賑わいを創出する。地域外からの人的資本を呼び込む。
観光振興、地域交流など


※関係人口とは
移住した定住人口ではなく、観光に来た交流人口でない、地域と多様に関わる人々のこと (重要ワードです)


産業振興・企業誘致
地域内にある既存産業の維持発展
地域外からの企業誘致
働き口の増加、近隣を含めた経済の活性化


女性、高齢者、障害者が活躍できる地域づくり
女性や高齢者や障害者が創業、活躍できる支援制度づくり
環境の整備
障害者が活躍できる環境づくり


一部ですが、地方自治体にはこういった役割があります。


公務員に求められる能力とは?

続いて、公務員に求められる能力を、予備校で学んだ知識と、私の実体験から紹介していきます。

対応力

ほとんどの部署において、特に市役所は住民と接する機会が多いです。窓口や電話対応など、機会は無数にあります。


業者さんや、とんでもなく的外れなことを言ってくる人や、ただクレームが言いたいような人など、本当にたくさんの方から問い合わせを受けます。


その中でも、いかに住民が満足できる納得いく対応ができるかどうか、ここが重要になります。


できないことであれば、丁寧になぜできないのかを説明し、納得していただく必要があります。


職員の対応が、信頼される行政機関づくりにも繋がります。そのため、対応力は求められるポイントです。

責任感と最後までやり切る力

公務員の世界は、民間企業ほど個人に優劣が付きづらく、足並みを揃えて給料をいただけます。変な話、サボっていても普通に給料が貰えてしまう世界です。


そのため、仕事に責任感を持ち、最後までやり抜く力があるかどうか、こういったことを見極められています。


そして、希望する配属先にならなかった場合でも、好き嫌いを言わず素直に仕事をこなす性格を持ち合わせているか、という点も見られています。

調整力・提案力があるか

地方自治体、特に市役所では、住民と接する機会が多いため、住民と信頼関係を築くことが大切です。


そして、業務をこなす中で部署同士の連携が必ず出てきます。


私も市役所に入って思いましたが、行政機関は良くも悪くも縦割りで、しっかり役割が分かれています。つまり、1人できないことが多々あります。


他の部署と交渉し、仕事を引き受けてもらわなければならない時が本当に多くあります。

そのため、住民や他部署と協力できるような調整力提案力があるかどうかも見極められます。

行動力・熱意

これは民間企業でも同じことですが、行動力や熱意も公務員に求められる能力です。


私は銀行員時代、自分で仕事を取りに行き、日々を過ごしていましたが、行政は逆です。ザックリ言うと仕事が降ってくるような感覚です。特に行動しなくとも、仕事がたくさんやってきます。


ただ、それだけでは自分自身の成長にもなりませんし、大きく言えば自治体に変化も生まれません。


そのため自ら行動し、様々なものにチャレンジする人材が求められています。自ら進んで研修に参加したり、新しい業務に触れてみたり、そう言った人材を行政は求めていることを、実際に市役所にいても感じます。


余談ですが、私が思うに、新卒で市役所に入られている方は、波風立てずに仕事を行えたら良いと思われている方が多い印象です。


気持ちは分かります。今までと何か違うことをしようとすれば、起案・予算・協力体制など、様々な障壁が立ちはだかるからです。しかも異動となれば後任の仕事を増やし、課の負担を増やしかねないからです。


ですが、そのような人が多ければ、自治体は成長しません。自治体をもっと良くしたい、成長させていきたいという、強い熱意を持つ人材を行政側は求めています。熱意が伝われば面接での印象もかなり変わります。


民間企業で経験を積まれてきた方は、特に行動力や熱意があるか見られていると思います。私も面接で結構聞かれました。


私が実際に使った自己PR

では最後に、私が実際に作った自己PRを参考までにご紹介したいと思います。先ほどのポイントを自分なりに押さえて盛り込んだものです。かなり添削もしてもらいました。

自己PRは次の構文で考えるのが基本です。

自分の強み

強みを裏付けるエピソード

その強みをどのようにして公務員で活かすか?


この構成を意識してオリジナルの自己PRを考えていきましょう。


ちなみに私が実際に作った自己PRはこちらです

 私は多くの人と協力し、課題解決へ臨む行動力と、困難な課題でも挑戦していく前向きさが強みです。
 私は現職で、事業先の経営課題解決に努めてきました。

 事業先の持つ課題は多種多様であり苦労しましたが、相手の立場に立ち、共に解決策を考えてきました。  

 そして、私のだけの意見を提案するだけでなく、職場内での連携や、専門組織との協力、専門家の派遣制度活用など、多くの人の協力を得ながら事業先が持つ課題を解決してきました。

 私はこれらの強みを活かし、住民の方々や地元企業のニーズを捉え、適切に企画立案をし、関係者を巻き込む事業に挑戦してみたいと考えています。そして、〇〇市が次世代の子供たちにまで愛される様な、まちづくりに携われるよう努力していきたいと考えています。


このような感じでまとめました。
面接では1分を目安に話さなければならないため、このくらいの量がちょうどよかったです。


自分自身の強みと経験談を盛り込み、説得力のある内容に仕上げたつもりです。


面接ではこの後、内容について深く聞かれるので、エピソードや裏付けをきっちり話せるように準備しておいてください。


※エピソードは盛り込みすぎない方が良いです。原則1つか2つをオススメします。理由は先ほど書いたように、面接で話す際に1分程度で収まらなくなるからです。


私は周りと協力して1つの問題解決に臨めると書きましたが、市役所にはマッチしていたと思います。部署同士の連携も多く、1人だけでは完結できないことだらけです。


協議もよくしますので、多くの人と協力できる能力があるというのは1つポイントかと思います。




面接ではエピソードを絞ることで、面接官に具体的に回答しやすくなります。ぜひ頑張って自分独自の自己PRを考えてみてください。